皆さんのSSを拝見して、今さらマネして書いちゃいました。
駄文ですが、どうぞ。
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タチコマ 「イシカワさ~ん、少佐と出会ったときのこと教えて教えて~!」
イシカワ 「ん~、なんだぁ、急に?」
タチコマ 「この間、サイトーさんの少佐との出会いを聞いちゃって、イシカワさんはどうだったのかなぁと思ってぇ。」
イシカワ 「あんまり面白い話じゃねぇが、今やってる調査が一段落着いたから話してやるかぁ。」
タチコマ 「わ~い、やったぁ~!」
あれは俺がまだ軍属で、アジアK国の内戦への派遣部隊に居たときのことだ。
北政府の正規軍と、南政府がバックについた難民ゲリラとの戦闘は泥沼の様相を呈していた。
神出鬼没で現地民と区別の付かないゲリラ相手に、俺たち北政府側はかなり手を焼いていたんだ。
その泥沼を覆すべく、北政府側は大規模なゲリラ掃討作戦に出ようとしていた。
その作戦のために各地に点在するゲリラ拠点の場所を探らなくちゃいけなかったんだが、北政府情報部は敵司令部の攻性防壁を突破できないでいた。
そこで業を煮やした北政府上層部は、敵前線基地へ潜入しその回線から敵司令部へ進入して、ゲリラ拠点の情報を手に入れるという強行作戦に出た。
この作戦実行が決まる3日前、敵司令部に並列ダイブを試みていた情報部の隊員14名が攻性防壁に焼かれちまったのも、今回の強行作戦の追い風になったんだろう。
その作戦に俺たちの部隊が出向くことになったんだ。
まぁ、作戦をこなせる能力があって、全滅したとしても北政府自体としては痛手の無い派遣部隊ということで、俺たちが選ばれたんだろうな。
もともと俺たちの部隊は情報戦を得意とする部隊だが、そういった荒事もこなせるだけの能力を持っていた。
だが、上層部は今回の作戦の重要度に慎重になったのか、一人のサポート要員をよこしてきやがった。
トラウトマン大佐 「今回の作戦の現場総指揮と取ってもらうことになった、草薙素子少佐だ。」
イシカワ 「おいおい、大佐。いくら俺たちでも今回の作戦で、こんなお嬢ちゃんの子守をするほどの余裕は無いぜ。」
トラウトマン大佐 「そう言うな、軍曹。こう見えても彼女は情報戦と格闘戦のエキスパートだ。」
イシカワ 「だがなぁ・・・」
少佐 「お前たちがどう思おうが勝手だ。ただ任務の足を引っ張らなければそれでいい。」
イシカワ 「チッ!」
そして作戦決行の夜。
俺たちの部隊は、大きな問題も無く敵前線基地の目前まで近づく事ができた。
この作戦に、開発されて間もない光学迷彩が試験配備されたことが大きかったんだろう。
今の光学迷彩と比べればチャチな代物だったが、夜のジャングルを行軍するには十分だった。

イシカワ 「監視塔と2002式20ミリ連装機銃が2門か。やっかいだな。」
少佐 「私があれを制圧する。」
イシカワ 「バカな!一人でか?! あの機銃は監視塔から直接制御するスタンドアローンタイプでハッキングもきかんし、だいいち監視塔のコントロールルームまで何mの高さがあると思っているんだ?」
イシカワ 「それに、俺たちの装備も潜入工作用のサブマシンガンだけだ。狙撃も出来んぞ。こういった場合は別の進入ルートを探すのがセオリーだろう。」
少佐 「そんな時間は無い。撤退の合流時間まで2時間を切った。」
イシカワ 「ふん。そこまで言うなら、止めはしないがな。」
ここで少佐がやられちまえば俺が隊の指揮をとれるし、騒ぎになれば別ルートからの進入も容易になると思い、少佐を囮に使うつもりだった。
少佐 「よし、私が合図したら侵入しろ! 」
そういって少佐が光学迷彩をONにしたかと思うと、監視塔に向かって"空間の揺らぎ"が凄いスピードで向かっていく。
そして、その"空間の揺らぎ"はあっという間に監視塔のふもとまで到着し、監視塔の屋根まで一気に飛び上がり、闇に消えた。
監視部隊は警報を鳴らす間も無く制圧された。
まだこの頃は戦闘サイボーグの実戦配備は始まっちゃいなかったんだが、全身義体というものは知っていた。
だが、ここまで凄いものだとは思っちゃいなかった。
実戦で震えがきたのは、このときが初めてだったぜ。
基地内で少佐と合流した俺たちが、ゲリラ拠点の情報を手に入れ撤退の帰路についたときだ。
情報を手に入れた安堵感からか、撤退の合流時間が迫っていた焦りからか、俺は対人地雷に引っかかって片足を吹き飛ばされちまった。
イシカワ 「ぐうぅぅ!ちくしょおぉ!」
ウェイド伍長 「軍曹、動かないで下さい!」
イシカワ 「このトラップで警報が走っちまった。俺をおいて合流地点に向かってくれ。」
少佐 「それは出来ん。ここにお前を置き去りにして、敵に構造解析されるわけにはいかない。」
少佐 「お前の脳核を取り出す時間も無いしな。」
少佐は俺を軽々と持ち上げ、合流地点に向かって走り出した。
薄れ行く意識の中で、俺は"ある間違い"に気が付いた。
こいつはお嬢ちゃんなんかじゃねぇ。
メ ス ゴ リ ラ だ と
タチコマ 「おお~!」
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まぁ、よくある話ですが。
迷彩服を1着しか持っていないので、撮影が二度手間でしたT-T
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